転職サイトを利用する6つのメリット！転職サイトを利用すべき人・そうでない人の特徴とは？

働き方改革などの影響で転職を考える人は年々増えています。

その時に利用するのが転職サイト。

しかしネットなどを見ていると「転職する時にに転職サイトは必要ない！」といった否定的な意見も存在しています。

そこでこの記事では、転職サイトを利用するメリット・デメリット、利用すべき人とそうでない人の特徴などを解説していきます。

転職サイトと転職エージェントの違い

転職サイトのメリット・デメリットに行く前に、転職エージェントとの違いについて簡単にご説明しておきます。

転職サイト・・・「登録することで求人を探し応募できるサービス」

転職エージェント・・・「登録することで担当エージェントを介して求人紹介や応募ができるサービス」

	転職サイト	エージェント
求人情報	求人数は多い。自分だけで情報収集をして応募していく。	一般的な転職サイトにはない非公開求人に応募できる。専任のエージェントから自分に合った会社や仕事の紹介をしてもらえる。
転職相談	ない	自分の市場価値や最新の転職事情など、さまざまな相談に乗ってもらえる。
必要書類の添削	書類作成のツールは用意されているが、添削はない。	添削を受けられ、ノウハウも聞ける。
面接対策	ない	模擬面接や対策を行ってもらえる。
日程調整	自分で行う	間に入り、面接日程や入社時期の調整も行ってくれる。
年収交渉	自分で行う	依頼すれば、代わりに行ってくれる。

転職サイトを利用する６つのメリット

転職サイトは基本的に無料で使えるサービスです。

「無料」とはいえ、利用することで転職活動をよりスムーズに効率的に行っていくことが可能になります。

まずは、転職サイトを利用するメリットを6つご紹介していきます。

自分のペースで転職活動ができる（見るだけも可能！）

「早めに転職先を見つけたい」

「良いところがあったら転職したい」

など、転職活動をしていくペースは人によって様々です。

転職サイトであれば週に何社に応募しても自由ですし、『とりあえず登録だけして求人を見る』なんてことも可能です。

サイトによってさまざまな機能が使える

dodaのようにCMでもお馴染みのサービスをはじめ、日本には数多くの転職サイトが存在しています。

そのため転職サイトに登録するだけでもさまざまな機能を使うことができます。

こうした機能は客観的に強みや弱みを発見できるだけでなく、「あなたにあった仕事や環境を探していくサポート」をしてくれます。

企業からスカウトを受けることもできる

転職サイトの多くでは、企業からの直接オファーをもらうことができます。

企業側から『我が社はあなたの経歴に興味があります』と伝えてもらえるものなので、応募する企業に迷っている方にとっては心強いです。

面談を受ける手間もかからない

転職エージェントを利用するには、一度担当者との面談を行う必要があります。

しかし、こうした面談は人によっては「めんどくさい」「変な求人を紹介されただけ」と感じることもあるでしょう。

その点、転職サイトであれば自分ひとりで転職活動を行っていけるため、面談が発生する心配はありません。

企業側と直接やり取りができる

担当者が間に入る転職エージェントと違い、転職サイトは応募者と企業が直接連絡を取り合って日程や交渉を行っていくサービスです。

これだけ見ると、『転職サイトはやり取りが多くて不安』と感じる方もいるかもしれません。

しかし企業側と直接やり取りをできるということは「企業側の担当者がどんな人間で、どんな対応をしてくるか？」かがわかる貴重な機会とも言えます。

サイト経由なら採用率も高い

転職する場合に一時的に退職し、ハローワーク経由で就職を目指す方もいるでしょう。

しかしこのハローワークの求人の中には、質の低いものも多く含まれています。

というのもハロワは、無料で掲載できる求人媒体であるため、企業の中には「そこまで新しい人が欲しくない」という状況もあります。

募集はしていても、実際には採用者ゼロで何ヶ月も放置されているものも少なくありません。

その点、転職サイトは企業側が運営会社に費用を払って求人掲載されるものです。

転職サイトを利用するデメリット

メリットが多い転職サイトですが、デメリットもゼロではありません。

そのデメリットとしてあげられるのが次の3つです。

プロのサポートは受けられない

プロのアドバイスがもらえる転職エージェントと違い、転職サイトでは全て自分だけで行っていかなければいけません。

こうしたもの全てをひとりでこなすことは難しい面もあります。

非公開求人に応募できない

転職サイトや転職エージェントには非公開求人というものが存在します。

この非公開求人は【登録するだけで応募できるもの】【エージェント経由の紹介でないと応募できないもの】があります。

転職サイトのみの利用の場合は、エージェント経由の求人には応募できなくなってしまいます。

そうなると、「転職できるかもしれない道を狭めてしまうことになる」とも言えるでしょう。

市場価値を判断するのが難しい

転職する際には自分の市場価値を理解しておくことが大切です。

しかし転職サイトのみで活動を行っていく場合、自分の価値を客観的に判断するのはなかなか難しいです。

「どんなポジションに応募して良いのか？」「適切な年収はいくらなのか？」といったことがわ分かりにくくなってしまいます。

転職サイトを利用すべき人の3つの特徴

メリットやデメリットをご紹介してきましたが、ここからは「どんな人に転職サイトがあっているのか？」について解説していきます。

転職サイトを利用すべき人の特徴は次の3つです。

マイペースに転職活動をしていきたい

「自分のペースで転職活動をしていきたい」という方は、転職サイトを利用すべき人だと言えます。

転職エージェントを利用するとサポート面ではメリットが多いですが、どうしても向こうに合わせないといけない場面も出てきます。

転職するか迷っている

「まだ転職するか迷っている」という段階の方も転職サイトはオススメできます。

転職サイトは、”登録したら必ず転職活動をしなければならない”というものではありません。

反対に転職エージェントの場合は、登録をすればエージェントも決まり、スカウトの連絡がきてしまいます。

まだスキルや経験が浅い

転職エージェントには管理職や責任者クラスの求人も多く、スキルや経験に自信のない方は応募できる求人が限られます。

反対に転職サイトには未経験可の求人も多く、その業界での経験が浅い方でも応募できる可能性が高いです。

また「これまでと違う業界で働きたい」という目的にもマッチしているのも、転職サイトの特徴になります。

転職サイトを利用しなくても良い人の特徴

利用した方が良い人がいる一方で、転職サイト向きではない人もいます。

その特徴が次の2つです。

自分のペースで活動していくのが難しい

履歴書などの必要書類の添削や面接対策などのサポートを受けたい方は、転職サイトではなく転職エージェントを選ぶことをオススメします。

先ほどもお話したとおり、転職サイトはほとんどの作業を自分だけで行っていかないといけません。

キャリアップをしたい

「今の仕事の経験やスキルを活かして働きたい」という方も、転職サイトより転職エージェントを選ぶと良いでしょう。

非公開求人の多い転職エージェントには、経験やスキルが求められる求人も豊富に揃っています。

そのため、未経験可の求人を扱っている転職サイトより、キャリアップできる環境が整っているわけです。

「転職サイトのメリット・デメリット」まとめ

転職サイトを利用することにはメリットもデメリットも存在します。

転職サイトは「自分のペースで転職活動を行っていきたい」「まだ転職するかわからない」「スキルや経験が浅い」といった方にはピッタリなサービスです。

反対に「転職のプロにサポートしてもらいたい」「キャリアップをしていきたい」という方は転職エージェントを選ぶと良いでしょう！