- HSPに営業が向いていない理由
- 苦手な営業を克服する方法
- HSPでも成功する営業スタイル
※アフィリエイト広告を利用しています。
周囲の人や環境から刺激や影響を受けやすいHSPの方々。
その特性に合った仕事をすれば、多くの場面で強みとして力が発揮できますが、自分に向いていない仕事についてしまえばそうはいきません。
特に営業のような高いコミュニケーションスキルを求められる仕事は、HSPにとって負担に感じる場面も多いです。
そこでこの記事では、HSPの方が営業が向いていない理由から苦手を克服する方法、HSPの方にあった営業スタイルなどについて詳しく解説していきます。
HSPの方が営業が向いていない理由8選
感受性が豊かで共感力の高いHSPの方々。
しかし営業職に向いていない方も少なくありません。
その理由として考えられる理由は次の8つです。
向いていない理由①:電話を使う機会が多い
営業マンは電話を使う機会がとにかく多い職業です。
お客さんへはもちろん、上司や会社への電話もあり、些細なことで不安感を覚えやすいHSPの方にとってはとにかく厳しい環境です。
また、お客さんが休みでなければ、自分の休日にも電話する(かかってくる)ため、休日も落ち着く時間が取りづらくなります。
「電話かかってこないかな?」と不安になるため、HSPの方には向いていません!
向いていない理由②:プレッシャーに弱い
営業職ならノルマとは切っても切り離せない関係です。
プレッシャーに強くないHSPの方にとっては、毎日が苦痛に感じている方もたくさんいます。
常にノルマに追われる生活をしていると「どう契約を取るか?→取れなかったらどうしよう?」に変わっていくのも要注意です。
向いていない理由③:気に入らない商品が売れない
営業職であれば自分が気に入らない・魅力を感じない商品を売る機会も多いです。
しかし、HSPの方は共感力が高く、お客さん目線で物事を感じるため、売ることに気が引けてしまいます。
自分が「魅力ないな、、、」と感じている商品をお客さんが買ってくれるわけもありません。
HSPが営業をやるなら「自分にとって魅力的な商品を売る」ことは重要です!
向いていない理由④:お客さんのペースで動かないといけない
営業職は基本的に相手の都合が第一優先です。
お客さんが時間変更やキャンセルを連絡してくれば、こちら側にはYESしか答えはありません。
自分の予定通りの行動を好むHSPの方に、この状況は向いていないでしょう。
お客さんに合わせて契約が取れればまだマシですが、取れなければ自己肯定感も下がってしまいます。
向いていない理由⑤:交渉が苦手
営業の仕事なら毎日のように相手から断られます。
HSPの方の場合、他人から否定されることに大きく傷つき、ひきづってしまうことも少なくありません。
また、沈黙やお客さんの嫌そうな表情を見るだけでも、考えすぎてダメージを負ってしまいます。
向いていない理由⑥:新規開拓ができない
営業職の中には、新規開拓業務も多いです。
「どんな人なんだろう?」「拒否されないかな?」「迷惑じゃないかな?」などと心配しすぎるHSPの方にはストレスの元になります。
「社用車の中で休憩する」「1人になる時間を作る」などの対策で、今よりは気持ちが楽になるはずです!
向いていない理由⑦:社内・部署内にいづらい
営業職の集まる職場は、周りがライバルだらけなこともあり雰囲気が悪いケースが多いです。
人の感情を必要以上に受け取ってしまうHSPの方は、こうした悪い雰囲気の場所は大の苦手でしょう。
「常に怒られている人がいる」「上司から見張られている」感覚では、居心地が良い人はいません!
向いていない理由⑧:結果を気にして辞めたくなる
営業職をしていると、ついつい周りの同僚と自分を比べてしまいます。
契約が取れていないなどの状態であれば、結果ばかりが気になり、仕事にも支障が出てしまうでしょう。
「明日も仕事か、、、」「会社に行きたくない、、、」といった気持ちが駆け巡れば、ネガティブな感情から心身ともに病んでしまうかもしれません。
\22,000円で依頼できる!/
HSPでも営業で成功している人の特徴
HSPの方でも営業職で成功している方もいます。
その営業でも成功しているHSPの方の特徴が次の4つです。
洞察力が鋭い
外からの影響を強く受けすぎてしまうHSPの方々。
しかし、それは裏を返せば、相手の仕草や表情を読み取る力に優れているとも言えます。
お客さんの表情や場の空気を敏感に察知し、それを上手いこと活かせれば、営業でも成功していけます!
共感力がある
HSPの方は共感力にも優れている方が多いです。
仮に相手との距離がある段階でも、気持ちや立場に寄り添う行動ができれば、相手からしても「信頼しても大丈夫かな」と思ってもらえます。
お客さんから信頼してもらえれば、商品を買ってもらうチャンスも増えていきます。
気遣いができる
洞察力や共感力のあるHSPの方は、気遣いも上手い方が多いです。
洞察力や共感力を持っていても、それが活かせなければ意味がありません。
他の営業マンが気づかない細かい部分にまで気づき、対応することができれば、HSPの特性を持っていても十分に結果は残せるでしょう!
HSS型のHSP
HSPの方の中には「HSS型」と呼ばれる特性を持っている方もいます。
このHSS型の方は、『HSPの特性を持ちながら外交的な一面がある好奇心旺盛』な方を指します。
そのため、コミュニケーション力が高い方も多いので、環境や商品などが自分に合えば、営業職としても優秀な結果が出せます。
HSPの苦手な営業を克服する方法
普段から営業に苦手意識を感じているHSPの方で、「克服したい」と感じていた方もいるでしょう。
そうした場合には次のような方法を試すことで、営業職でも活躍するチャンスが広がります。
克服方法①:商品の知識をつける
営業職に対する不安は、心配性なHSPの方なら切り離せない感情と言えるでしょう。
ですが、商品知識をつけることで自分自身に自信を持つことができ、不安な気持ちも軽くなります。
「どんな質問が来ても大丈夫!」という状況なら、商品の良い部分をきちんとお客さんに伝えられるはずです!
克服方法②:営業の基本を学ぶ
営業の基礎をしっかりと身につけることでも、仕事に対する不安感は軽減できます。
初対面の人とのアイスブレイクはもちろん、会話中のリアクションや相手への共感などの基礎的な部分を学べば、自然と結果もついてくるはずです。
克服方法③:自分の営業スタイルを作る
上司や先輩から営業の方法を学ぶことも大切ですが、それを飲み込み自分のスタイルを作っていくことも重要です。
営業職にはグイグイ系で結果を出せる方も多くいます。
しかし、この方法をHSPの方が真似をしても上手くいかないケースも少なくないでしょう。
「この年代の人にはこういう方法」「同世代ならノリ良くいく!」など、相手に合わせた方法をとることで親近感も湧いてもらいやすくなります!
HSPの方でも成功する営業スタイル
最後にHSPの方でも営業が成功しやすいスタイルをご紹介していきます。
自分が興味・関心のある商品を売る
HSPが営業で成功するには、自分が興味があるもの・関心がある商品を売るのが一番です。
基本的にHSPの方は嘘をつくのが上手くありません。
ですので、自分が魅力を感じるものなら、相手にも勧めやすいですし、モチベーションも上がります。
日頃から「売る商品が、、、」と悩んでいる方は、転職し、業界や扱う商品を変えてみるのが一番です!
ターゲットをしぼる
商品を売るターゲットをしぼった営業もHSPの方におすすめです。
業種や年齢、性別をしぼることで、苦手なタイプや状況を減らすことができます。
「女性が苦手なら男性メイン」「年上からガミガミ言われるが嫌なら若者メイン」などが例にあげられます。
もちろんターゲットをしぼるなら、売っていく商品自体を変更しないといけない可能性もあるでしょう!
ルート営業
ルート営業もHSPの方におすすめの営業スタイルです。
ルート営業だと、定期的に同じ人と顔を合わせるので、1人のお客さんと長く付き合えます。
初対面の人との時間を減らし、相手の気持ちに寄り添えるHSPの方ならピッタリと言えます。
個人営業
一度に複数人と会わなくて良い個人営業もHSPの方なら成功しやすいです。
法人営業であれば、窓口や担当者、さらにその上の役職など、何人もの人に会い好印象を残さないといけません。
たくさんの人と話し、質の良いコミュケーションを取るのはHSPの方はあまり上手くありません。
その点、個人営業であれば、一対一でやり取りが行えるので関係作りがしやすくなります。
反響営業
電話や問い合わせのあったお客さんの元へ行く反響営業もHSPの方におすすめです。
まず反響営業なら飛び込みではないため、新規開拓のストレスがありません。
また、商品に興味があるお客さんの元に行くため、「嫌な顔をされたら」「拒否されたら」という心配もかなり少なくできます。
\22,000円で依頼できる!/
HSPに営業が向いていないことについて:まとめ
今回は、HSPの方が営業が向いていない理由から苦手を克服する方法、HSPの方にあった営業スタイルなどについて詳しく解説してきました。
HSPに営業職が向いていない理由には、感受性の高さやストレスへの耐性の低さなどがあげられます。
とはいえ、HSPの方でも営業職で結果を残している方も多くいます。
そのため、営業で成功するには「自分に合ったスタイルの確立」や「魅力ある商品を扱う」ことが大切です。
今の自分の職業で結果を出していくのがベストですが、時には無理をせず、自分に合った道を見つけるための行動を始めましょう!
コメント