- 看護師が退職代行を利用するメリット
- 看護師が退職代行で辞めるリスク
- 看護師が退職代行を利用する場合の業者の選び方
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長時間労働や命を扱う責任の重大さ、収束しつつある新型ウィルスの影響などでこれまで以上に厳しい労働環境で働かれている看護師の方々。
「今の職場を辞めたい」と思っていても、人手不足や職場内のいじめが原因で直接と言えず、退職代行サービスを利用する方も増えてきています。
そこでこの記事では、看護師の方が退職代行を利用するメリットやリスク、オススメの業者の選び方などを解説していきます。
看護師が退職代行を使う4つのメリット
命を預かる看護師の方はとはいえ、退職代行サービスを利用するメリットはかなり大きいです。
今回はその中でも次の4つについてお話します。
即日退職も可能
看護師の方でも、一般的な正社員と同じく有給を使った即日退職が可能なケースも多いです。
普通、看護師の方が退職する場合には、病院によって独自のルールが設けられていることもあります。
- 退職する3ヶ月前(6ヶ月前)に職場に知らせないといけない
- 退職するには師長や病院と話し合い決定される など
人命にかかわる業務内容のため作られたルールですが、退職したいと考えている看護師の方からすると悩みの種にもなります。
しかし、こうしたルールは「病院からお願い」の意味が強く、民法が優先されることがほとんどです。
退職代行でよく行われる「有給を消化しての即日退職」も可能です!
師長や同僚に直接会うこともない
退職代行を利用するメリットして、職場の上司や同僚と直接顔を合わせなくて良い点も挙げられます。
特に看護師の方は師長からのパワハラや病院内での人間関係から退職を決意する方も多いです。
原因である師長に直接「退職したいです!」と言いづらい状況でも、代行業者が代わりに伝えてくれるので精神的にもかなり助けられます。
強い引き止めを回避できる
一人の業務量が多い看護師の場合、師長や同僚から「今辞めるな」などの強い引き止めにあうケースもめずらしくありません。
先ほどもご紹介したように、退職代行の利用時にはご自身から直接伝える状況にはならないので、引き止められる可能性もかなり低くなります。
職場によっては依頼後にご自身の携帯に連絡がくることもあるので、その場合は業者へ相談する!
転職活動に専念できる
通常の退職では最終日まで出勤することになるので、転職活動の時間を作るのが難しいこともあります。
その点、出勤せずに辞められる退職代行では、有給休暇の期間中に転職活動をスタートすることも可能です。
また代行業者の中には転職サポートを行っているサービスもあります。
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お礼奉公中の看護師でも退職代行で辞められる?
准看護師や看護師資格を取得したばかりの方などは、お礼奉公中の方もいるでしょう。
もちろんこのお礼奉公中の場合でも退職代行で辞めることはできます。
ただし依頼するのは弁護士の退職代行がオススメです。
お礼奉公中に退職するケースでは、病院から次のような引き止めを受けることがあります。
- 「途中で辞めると違約金が発生する」
- 「5年働く契約になっている」
- 「奨学金をすぐに返還してください」
こうした場合、奨学金の支払いについては免除されませんが、”違約金””5年の契約”については法律違反の可能性も出てきます。
退職に関する交渉だけなら労働組合でも対処できますが、法律が絡むケースでは弁護士の退職代行へ依頼するのが良いでしょう。
「安心・安全に退職したい!」と考えている方は、弁護士の退職代行を利用するのがベストです!
看護師が退職代行で辞めるリスク
看護師の方が退職代行を使って病院を辞めるのはメリットも大きいですが、その反面リスクもあります。
現場の負担が増してしまう
職場に仲の良い同僚がいる場合は、突然辞めたことで罪悪感を感じてしまうことがあります。
人手不足の現場では1人が退職してしまうと、他の人の仕事量が増えてしまうのでその気持ちはわかります。
しかし、もしご自身が体調不良になってしまえば休職や退職といった事態になるため、結果的に同じ状況になることも予想できます。
看護師でなくても退職代行を利用する場合には、円満退職は難しいことを覚えておいた方が良いかもしれません。
退職後の再雇用への影響
病院同士の繋がりが強いのも医療業界の特徴の一つです。
看護師は転職先の医療機関が前職の医療機関に確認を取ることが一般的です。
退職代行サービスを利用した場合、退職の経緯が良くないと判断され、次の転職先で不利になる可能性があります。
特に同じ地域内で転職を考えている場合、評判が広まりやすいリスクが存在します!
法的なリスク
看護師が退職代行を利用して退職する際に、契約上の違反が生じることがあります。
例えば、「契約期間中の退職や引き継ぎ義務を怠ること」が問題となる可能性があり、損害賠償のリスクも考えられます。
未払い給与や退職金に関する問題
退職代行を利用しても、未払い給与や退職金を確実に受け取れるとは限りません。
特に即日退職を求める場合、未払い給与の清算が滞るリスクがあります。
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看護師が退職代行を利用する場合の業者の選び方
看護師の方が退職代行を利用する場合のサービスの選び方を次の4つです。
交渉ができる代行業者
看護師の方の退職で1番重要なのが「代行業者が病院と交渉を行えるか?」という点です。
そこでオススメなのが弁護士か労働組合の退職代行です。
看護師の方の退職には、規定や有給取得などの場面で病院との交渉が必要になることも多くなります。
資格のない人間がこうした交渉を行うのは法律違反になるため、民間業者では対処できません。
お礼奉公中の方については弁護士がベストですが、それ以外や金銭的に厳しいようなら労働組合に依頼してみるのが良いでしょう!
対応時間の豊富さ
2,3交代制のシフトで勤務する看護師の方は、24時間対応の退職代行サービスを選ぶのがオススメです。
24時間対応の業者なら、深夜に連絡をとっても数分〜数時間ほどで返信が返ってきます。
注意点として、弁護士の退職代行は『24時間受付』となっていても、『業務対応してくれるの日中の間だけ』のことも多いです。
弁護士への依頼を考えている方はLINEやメールでの相談・質問を送るなら深夜でも大丈夫です。
ただ、返信は明るくなってからくると覚えておきましょう!
代行業務の実績や経験があるか?
退職代行業者の中には違法行為や詐欺行為を行うサービスも存在します。
そのため、実績や経験を持った代行業者を選ぶのをオススメします。
- 「民間なのに病院と交渉できる」
- 「今なら先着〇〇名様は割引き」
- 「極端に料金が安すぎる」
こうした業者を選んでしまうと、トラブルになることもあるので注意しましょう。
転職サポート
退職後に看護師以外の仕事に付きたい方は、転職サポートのある退職代行を選ぶのも良いでしょう。
シフト制で働かれている看護師の方は、在職中にはなかなか転職活動が進まないケースもあります。
退職代行で辞める場合には有給を使うことが多いので、この期間を使って転職先を探し始めるのも可能です。
弁護士の退職代行では転職サポートがないことがほとんどです。
依頼と同時に一般的な転職エージェントにも登録し、活動を始めるのがオススメです!
看護師の方におすすめの退職代行サービス
弁護士法人ガイア法律事務所
弁護士法人ガイア法律事務所 | |
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運営元 | 弁護士法人 |
料金 | 55,000円(税込) |
即日対応可能 | 可 |
連絡手段 | LINE、メール、電話 |
弁護士法人ガイア法律事務所の退職代行サービス。
このサービスの一番の特徴は弁護士が退職代行を行ってくれる点です。
国家資格を持った弁護士なので、退職金や残業代の請求をしっかりと対応してもらえます(別途20〜30%の成功報酬が必要)。
弁護士法人みやび
弁護士法人みやび | |
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運営元 | 弁護士法人 |
料金 | 55,000円(税込)+実費(郵送料など) |
即日対応可能 | 可 |
連絡手段 | LINE、メール |
弁護士法人みやびが運営する退職代行サービス。
退職代行大手の法律事務所のため経験豊富なので安心して依頼でき、スタッフ対応が丁寧なことも好評です。
当然、非弁行為の心配もないので、給与の未払いや残業代の請求などにもしっかりと対応してくれるのも良い点です(成功報酬として回収額の20%をオプション料金として支払う)。
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退職代行ガーディアン
退職代行ガーディアン | |
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運営元 | 労働組合 |
料金 | 24,800円 |
即日対応可能 | 可 |
連絡手段 | LINE |
TRK(東京労働経済組合)が運営する「退職代行ガーディアン」。
設立から20年以上の歴史を持つ労働組合が運営を行っているので、違法性もなく安全に退職することができます。
朝日新聞DIGITALや財政新聞など、大手新聞社や有名メディアへの掲載も数多くされている点も組合への信頼や実績を証明しています。
\24,800円で労働組合に依頼できる!/
看護師の方が退職代行を利用する流れ
看護師の方であっても退職代行を利用する流れは、一般的な正社員と変わりません。
実際に依頼する前に「有給は取れるか」「退職金はもらえるか」「即日退職できるか」など、退職やサービスに関する不安や疑問を相談しましょう。
退職代行サービスでは、こうした事前相談は無料で行っている業者がほとんどです。
自分の中で納得ができたら、代行業者に依頼を行います。
正式に申し込みも完了したら、料金を支払います。
基本的に退職代行は前払いで支払うシステムになっていますが、業者によっては後払いにも対応している事もあります。
支払い方法も業者によって若干異なりますが、クレジットカードや銀行振り込み、電子マネーなどが一般的です。
業者の方で支払い確認が取れると、具体的な退職に関する打ち合わせに入っていきます。
内容としては実施する日時や退職希望日、退職理由、会社への返却物の確認、その他会社側へ伝える事項などです。
打ち合わせた情報などを元に代行業者が勤務先への代行業務を開始します。
会社から依頼人に連絡がある場合も業者が間に入って伝えてくれるので、基本的に直接会社とやり取りすることはありません。
自分で退職届を作成することもありますが、代行業者の方でフォーマットを用意してくれるケースもあります。
会社へ退職の連絡が伝われば、退職届や返却物を郵送して完了となります。
転職支援や失業給付の申請などのサポートを行ってくれる会社もあります。
まとめ
長時間労働やギクシャクした人間関係、パワハラなどが理由で看護師の方でも退職代行で辞める方は増えています。
しかし、病院側と交渉が必要になる場合やお礼奉公中の方など、代行業者を選ぶ際には注意が必要です。
「師長に直接退職を伝えられない」
「辞めたいと言っても聞いてもらえない」
「もう体力の限界」
など、自力での退職が難しい場合には退職代行を利用した辞め方も頭に入れておいた方が良いでしょう!
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