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ハローワークにまともな求人がない7つの理由!無料で使えるハロワのヤバい現実とは?

ハローワークのまともな求人について書いた記事のアイキャッチ画像
この記事でわかること
  • ハローワークにまともな求人がない理由
  • ハロワでまともな求人を探すコツ

求人サイトや転職エージェント、企業への直接応募など、転職や就職する方法はいくつかあります。

その中でも一般的な方法と知られるのが”ハローワーク”ではないでしょうか。

しかし、このハローワークには「まともな求人がない」「応募したけど仕事内容が違った」といった被害が多いのも事実です。

そこにはハローワークが『応募者も企業側も無料で利用できる』ことが大きく関係しています。

この記事では、ハローワークにまともな求人がない理由から、まともな求人を探すコツなどを解説していきます。

目次

そもそもハローワークとは?

ハローワークの説明をしている画像

「ハローワーク」の正式名は公共職業安定所と言い、全国に約550ヶ所ほど設置されています。

最近だと「ハロワ」といった名称で呼ばれることも多くなっています。

【ハロワの主な業務】
  • 求人紹介
  • 職業相談
  • 面接対策
  • 職業訓練校の受付
  • 失業給付受給の受付

利用するハローワークによっては、転職セミナーを開いているところもあります。

利用するメリット・デメリットとしては次のようなものです。

【メリット】

  • 相談・面接対策など、ひとりでの転職・就職より安心できる
  • 地域の企業やお店が多く、勤務範囲が絞れる

【デメリット】

  • 公的機関なので平日でも17:30までしか利用できない
  • 場所によって職員のレベルにかなりの違いがある
  • 求人をめぐるトラブルも多い

ハローワークにまともな求人がない7つの理由!

ハローワークにまともな求人がない理由を紹介している画像

ハローワークに掲載されている求人全てが質が悪い訳ではありません。

しかし、一度利用した方からは「ハローワークにまともな求人がない」と言われる理由にはいくつかの原因があります。

それが次の7つです。

理由1:無料で求人掲載できる(ブラック企業も多く、来るものはこばばない)

ハローワークは求職者だけでなく、求人を出す企業側も無料で掲載してもらえるので質の低い求人も多いです。

掲載費用
ハローワーク無料
転職サイト1ヶ月約10~100万円ほど
転職エージェント採用者の年収の20〜30%ほどをエージェントに払う

企業側としては無料で掲載してもらえるハローワークはありがたい存在と言えます。

しかし無料ということは次のような企業も増えてきます。

【質の悪い可能性のある企業の特徴】
  • 退職者がよく出る企業
  • 一般的な求人サイトには掲載できないブラック企業
  • とりあえず募集を出す企業
  • 自治体やハロワとの付き合いだけで出す企業

さまざまな企業が求人を出しているので、自然と質は悪くなってしまいます!

理由2:ハローワーク側が求人情報をしっかりとチェックしていない

ハローワークの求人は自己申告のため、虚偽の内容もかなり存在しています。

そのため「入社したけど、仕事内容が違った」「書かれていた給料と○万円も違う」といったトラブルにあう方も続出する結果になっています。

もちろんハロワに掲載する際に校正が入りますが、基本的に求人内容は自己申告なので職員が細かくチェックはしていません。

この部分も一般的な求人サイトより虚偽が多くなる原因です。

理由3:良い求人はすぐに募集が終わる

ハローワークには膨大な数の求人があります。

その中で「本気で新しい人を迎えたい」といった”意欲のある企業の求人はすぐに決まる”ため、残っているのはそれ以外の求人になります。

『求人全てが悪い』のではなく、『良い求人は早くなくなり、悪い求人が目立つ』という状況もできてしまっています!

理由4:企業側もハローワーク経由の応募者に期待していない

企業側がハローワーク経由でやってくる応募者を本気で採用しようとしていないことも原因の一つです。

応募してくる求職者は「ネットを使わない(使えない)中高年」「求人の探し方がわからない若者」「一般の求人サイトで仕事が見つからない人」が多くなります。

現在は誰でもスマホを持つ時代で、仕事のほとんどではPCが使用されています。

そんな現代において、「ネットで仕事を探せない」方が好条件の求人を探すのはほぼ不可能です。

企業側としても、ハロワ求職者の現実を知っていれば期待しないでしょう!

理由5:ハロワで働く職員もレベルが低いことが多い

公的機関であるハローワークですが、相談員として働く職員の中に公務員は少なく、約7割は非正規雇用です(https://money.smt.docomo.ne.jp/column-detail/314480.htmlより)。

つまり日給・時給で働くアルバイトや契約社員が、求職者の相談にあたっていることになります。

しかも日給は約1万円ほど、時給なら1,200〜1,400円ほどと、とくべつ好条件でもありません。

「一般企業の内情をあまり知らない」「偉そうにするのに力になってくれない」といった、低レベルの職員にあたってしまう方も多いです!

理由6:そもそも掲載する人事もヤバイかも?

良い人材が集まりにくいハローワークをわざわざ使っている時点で、その企業の人事の実力に疑問も出てきます。

先ほども言ったとおり、ハロワで仕事を探す方の中にはネット・スマホを使えない方も多くいます。

募集される仕事によっても違いますが、そうした方ができる仕事は限られるため採用されることは少ないでしょう。

いくら無料で掲載してもらえるとしても、候補者が来ないなら費用をかけてでも一般的な求人サイトで有能な方を探す方が効果的です。

それを理解できない人間が人事をやっているようなら、『その会社自体がヤバイ』可能性も出てきます!

理由7:ハロワは求人が探しにくい

ハローワークの求人は「検索しづらい」「使いづらい」ことでも有名です。

【ハロワ求人のダメな点】
  • 検索システムが使いづらい
  • 求人は文字ばかりで写真が少ない
  • 動画がある求人は存在しない

たとえまともな求人があっても、求職者としてはイメージがつきづらく、その求人は埋もれてしまいます。

使いづらいことを知っていれば、ネットが使える人ならハロワを利用しなくなってしまうでしょう!

ハローワークでまともな求人を探す5つのコツ!

ハローワークでまともな求人を探すコツを説明している画像

「まともな求人が少ない」としてもハロワで求人を探したい方のために、最後にまともな求人を探すコツをご紹介します。

それが次の5つです。

新しい求人から探す(古いのは残っているもの)

ハロワには常に求人を出している企業もめずらしくなく、そういった会社が求人の質を落としていることも多いです。

ですので反対に、最新の求人に目を向けてみると良いでしょう。

こうした企業は、『創業から間もないために広告に費用がかけられない』だけのこともあります。

ブラック寄りの会社の可能性もゼロではありませんが、常に求人募集している企業より「採用したいという気持ちは強い」と言えるでしょう!

地元企業やお店を探す

地域密着のような地元企業やお店は意外に狙い目です。

こうした企業は「人事をベテラン社員が担当している」「地元の人を雇いたい」といった考えから、大手の求人サイトを避けハロワに掲載していることがあるからです。

自宅の近くあったり、自分の知っている・興味があるような会社なら応募してみるのも良いでしょう。

求人内容がしっかりしているなら、まともなことも多い

仕事内容や給料がきちんと書かれている企業は、本気で募集をかけている可能性が高いです。

一般的な求人サイトと違い、ハロワの求人には大雑把なものも多いです。

【ハズレの可能性がある求人の特徴】
  • 最低限の仕事内容しか書かれていない
  • 給与も「20~30万円(経験による)」など、幅が広い

こういった内容なら『〇〇のような人にうちの会社に来てほしい』という具体的な考えがないことがわかります。

しっかりと求人内容が書かれていれば、「この会社が本気で人が欲しいんだ」と感じられます!

トライアル雇用をやっている会社もオススメ

トライアル雇用を実施している企業もハロワでオススメできる求人です。

トライアル雇用を簡単にいってしまうと、【3ヶ月の試用期間付きの求人】のことです。

「求職者」と「企業」のどちらにとっても次のメリットがあります。

【求職者側】

  • 経験不足でも採用される可能性がある
  • 合わない会社だった場合には、辞めるハードルも低い

【企業側】

  • 試用期間ありの方が採用しやすい
  • 国から助成金が出る

ハロワの求人に少し不安があるという方は、「トライアル雇用の求人に採用されてから社内の様子を見る」という選択も良いでしょう。

職業訓練校からの就職を目指すのもアリ

職業訓練校に入り、スキルや知識を身につけてから就職を目指すのも良い方法です。

ハロワでは扱っていない「校求人」と言われる”職業訓練校に在籍していないと応募できない求人”にも挑戦ができます。

もちろん注意点もあります。

【職業訓練校を使うデメリット】
  • 試験に合格しないと受講できない
  • 失業給付を受けている方はアルバイトなどの時間が制限される
  • 受講する科目によっては古い情報を教えられる

特に講師の方が現役で活動していない可能性もあります。

プログラミングやWebデザイナーといったIT関係の科目の受講を考えている方は、訓練校で学びながらネットなどで最新の情報も頭に入れていくことが大切です!

まともな求人を探すならハローワーク以外がオススメ!

ハローワークにまともな求人が集まらないのは次の理由からです。

  • 無料で求人掲載できるから
  • ハローワーク側が求人情報をしっかりとチェックしていない
  • 良い求人はすぐに募集が終わる
  • 企業側もハローワーク経由の応募者に期待していない
  • ハローワークで働く職員もレベルが低いことが多い
  • そもそもハローワークに掲載しようとする人事もヤバイ
  • 写真や動画がない(あっても少ない)からミスマッチも多い

求職者も企業も無料で利用できるサービスではありますが、今のハロワの状況がすぐに改善することはまずないでしょう。

ですので特別な理由がない限りハロワの求人を探すのは止め、一般的な求人サイトを利用する方が時間の無駄になることはないでしょう!

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この記事を書いた人

初めまして!
HSPの気質を持つSUSUMUです。

IT関連の会社を何社も渡り歩き、私が体験したことをもとに記事を書いていきます。
HSP関連や退職・転職についての疑問や不安、最近利用者の増えている退職代行サービスなどを書いていきますので少しでもご参考になれば嬉しいです。

よろしくお願いします!

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