- 面接でわかるやばい会社の特徴
- やばい会社に当たった時の対処法
- やばい会社を回避する方法
ブラック企業や自分に合わない会社に入社したい人はいません。
万が一こうした会社に入ってしまえば、人生においての貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあります。
この状況を防ぐためには、「入社前のなるべく早い段階で気づく」ことが大切です。
特に現場で働く社員に直接会える”面接”は『この会社がやばくないか?』を判断する絶好のタイミングと言えます。
そこでこの記事では、面接でわかるやばい会社の特徴から対処法、やばい会社を回避するコツなどについて解説していきます。
面接でわかるやばい会社の特徴7選
「面接官は会社の顔」とも言われる存在です。
その面接官とのやり取りの中だけでも「やばい会社だな」「ブラック企業かも」という部分を判断できる箇所はいくつもあります。
それが次の7つの特徴です。
特徴1:電話・メールでの連絡が雑
応募者に対する扱い方を見るだけでも「その会社が社員を大切にしているのか?」がわかります。
- 応募後になかなか連絡がない
- 面接日を押し付けてくる
- メールに誤字脱字が多く、文章が不自然
こうした特徴が当てはまるなら、社員を大切にしない会社だと考えても良いでしょう。
例え人事担当であっても普段から同僚に気を使えない環境にいれば、応募者に対しても自然と同じような振る舞いをしてしまいます。
特徴2:急な予定変更がある
面接をめぐって突然キャンセルや延期などが起こる会社も要注意です。
- 理由不明の日程変更
- 会社に着いたら面接官が不在
- 人事担当が現場の社員に連絡し忘れていた
これらも応募者のことを考えていない会社の特徴です。
現場の人間が面接を行う場合には人事と面接官が分かれているケースも多く、急な予定変更はゼロではありません。
「延期理由が伝えられない」「実際に会社に着いてから知らされる」ようなことは、しっかりとした会社であれば防げることです!
特徴3:求人内容と違う仕事を紹介される
求人サイトなどで書かれていた条件と面接官からの説明が違うケースも、完全によくない会社の特徴です。
求人サイトに魅力的な内容を記載したいのはどの企業も同じです。
- 内勤のはずが営業の面接だった
- みなし残業の時間が倍近く違った
- 有給がないなどの法律違反の条件を出された
- 残業代が全く出ないことを知らされた
こんな条件を平然と出してくるような会社は『応募者を騙して入社させる』ことしか考えていません!
特徴4:面接用の部屋がない
面接時に会議や面接用の部屋に案内されない会社も危険です。
面接は個別や集団などの形式は違っても、普通は個室で実施されます。
- パーテーションだけの空間
- 周りからも見える社内のオープンスペース
こんな場所で面接を行えば面接官と応募者のやり取りは丸聞こえですし、プライベートな情報も他の社員にダダ漏れになってしまいます。
単純に「面接に集中できない」という部分以外にも、「個人情報の扱いの点」でも意識の低すぎる会社だと判断できます。
特徴5:面接官の態度に問題がある
応募者に対する面接官の態度が悪い時も、その会社がブラック企業・やばい会社だとわかります。
先ほども言ったとおり、『面接官は会社の顔』とも言える存在です。
それほど重要な社員が次のような対応をしてくるならその会社は問題外です。
- 高圧的に接してくる
- 足や腕を組んでいる
- 終始タメ口
- 応募者を否定する
こういった面接官にあたった場合には、早めに辞退することをオススメします。
面接中に「もうこれ以上耐えられない」ようであれば、途中であっても辞退するのも一つの方法です!
特徴6:会社の雰囲気が悪い
その会社がやばいかどうかは、社内に入った瞬間にわかる時も多いです。
- 受付の人の表情が暗い
- 社内に大声で怒鳴る社員がいた
- 社内が汚く、書類が散乱している
例え面接官の印象が良かったとしても、社内がこの状況では不安になってしまいます。
入社後の自分に明るい未来が想像できないようなら、その会社には入るべきではないでしょう!
特徴7:面接回数が少ない・時間が短い
面接の回数や時間といった、採用プロセスが簡単すぎる会社にも注意が必要です。
- 面接回数は2〜3回
- 状況によってはWebテストや筆記試験
- 面接時間は30〜60分
アルバイトなどを除き、普通の正社員登用の面接であれば上のような条件がほとんどです。
それなのに面接回数は1回、時間は数分のような会社となれば『誰でもいいから補充したい』という状況が見えみえです。
離職率の高い会社だと予想できるので、早めに辞退するのをオススメします!
面接でやばい会社にあたった時の対処法3選
ブラック企業・やばい会社を判断するのは、なるべく早い段階であるのがベストです。
ただそうはいっても応募段階ではわからず「面接が始まってから気づく」というパターンも多いです。
ここからはやばい会社にあたってしまった時の対処法を3つお話していきます。
できれば面接前に辞退する
「メールや電話でのやり取りで違和感を感じた」
「理由もなく面接日の変更を知らされた」
など、応募先に不信感を感じた場合は、なるべく早めに辞退する方が良いでしょう。
いくら向こうが不誠実な対応をしてきても、相手は会社の人事担当です。
断る場合でも面接の前日などのタイミングで辞退するのは避け、2~3日前には相手に連絡が入っているのがベスト!
面接結果が出る前に辞退する
「面接中の担当者の対応が不安になった」
「募集要項と違う内容の説明を受けた」
といった、違和感を感じながら一通りの面接が終わった場合。
次の日や数日経っても不安を感じるようなら、選考結果が出る前に辞退しましょう。
面接の結果は1週間ほどで出るのがほとんどです。
他の応募者への影響も考え、面接後すぐに気持ちが固まっているようなら早めに連絡を入れる方が良いです!
ひどいようなら面接途中で辞退するのもOK
「面接官から暴言を吐かれた」
「面接官の態度が悪すぎる」
など、面接中に『この会社はちょっと、、、』となるようなら、仮に途中であっても辞退して大丈夫です。
面接は応募者と会社の担当が直接会ってさまざまな確認を行う場、お見合いのような場所です。
違和感を感じながら我慢を続けても、どちらにとっても良い方向にはいきません。
「思っていた会社と異なっていたので辞退させていただきます」など、なるべく丁寧に伝える方が良いでしょう!
やばい会社・ブラック企業を回避する方法
転職活動や就活中の時間は貴重です。
そのため、やばい会社やブラック企業は”応募の前に見抜いておく”こともかなり重要です。
そこでそういった会社にあたらないための方法を3つご紹介します。
いくつかの求人サイトや企業をくらべる
魅力的な求人を見つけても、同業他社や他の求人サイトと比較することが大切です。
集中して一つの企業の条件だけを見ても「その条件が良いものなのか?」を判断することはできません。
希望している業界の平均的な労働条件を知っていれば、求人情報から見えるブラックな部分をある程度は見極めることができるはずです。
自分が優先する条件をまとめておく
給料や労働時間、会社の雰囲気など、自分の求めている条件をしっかりとまとめてから、検索・応募していくのもブラック企業を避けるコツです。
『ブラック企業』という言葉は、人によって感じ方が違ってくる部分でもあります。
- 残業が他より多いけど、給料がかなり良い会社
- 精神論が強く、業務後の飲み会も多い体育会系の会社
これらは人によって合う合わないの激しい労働環境ともいえます。
どういう条件で働きたいかをしっかりと決めておくことで、「この会社は〇〇だから応募はやめておこう」のような合わない会社を外すことが可能になります!
焦らない
転職活動にどれくらいかかるかは人によってかなり違いがあります。
ですので「なかなか決まらない」という状況でも、焦りすぎるのはよくありません。
焦る気持ちが強いほど、【給料が高い・条件が良すぎる】ような不自然な求人に応募しがちです。
条件が良すぎる会社にはブラック企業も多いので、それを避けるためにはじっくり時間をかけ転職活動をしていくことが大切です!
ネット上で会社の評判もチェックする(SNS、求人サイト)
SNSや転職者向けの掲示板など、興味を持った会社はネット上で評判を調べてみることも必要です。
次のようなものなら現役社員や退職者のコメントが読めるのでオススメです。
- X(SNS)
- 転職会議
- ライトハウス
ネット上の口コミにはサクラや信憑性の低い投稿も存在しているので、”あくまでも参考程度に見る”ようにしましょう!
逆に面接で良い企業だとわかるの会社の特徴
最後に面接でわかるホワイト企業や怪しくない会社の特徴を3つご紹介していきます。
しっかりとした対応をとってくれる
何度も言いますが「面接官は会社の顔」になる存在です。
そのため面接官がきちんとした方なら、その会社もしっかりとしていて、従業員を大切に扱っている可能性も高くなります。
- メールや電話での対応がしっかりとしていた
- 業務内容を丁寧に説明してくれた
- 応募者にもきちんとした敬語で話してくれた
面接官がしっかりとしていれば、入社に対する不安や迷いも少なくなります!
応募者を認めてくれる
応募者の経験に耳をかたむけ、良い評価をしてくれる面接官や会社もあなたにあった職場と言えるでしょう。
人を認めることは、コミュニケーションを取る上でかなり重要です。
そうした社風がある会社なら、社内の雰囲気も明るく、良い環境なことも予想できます。
応募者の良いところを引き出してくれる会社なら、入社後のイメージがつきやすくなるのも良いポイントです!
自然と話しやすい雰囲気を作ってくれる
応募者がリラックスする環境を作ってくれる面接官がいる場合も良い会社の特徴です。
面接は不安や緊張などから、いつもの実力を出せいないことがほとんどです。
そんな状況を適度な雑談や笑顔で話しかけてくれるなどの心遣いができる面接官と出会えれば、良い経験になるでしょう。
面接前・途中であっても「やばい会社だな」と感じれば即辞退するのがベスト!
面接でわかる「やばい会社の可能性がある会社の特徴」は次の7つです。
- 電話・メールでの連絡が雑
- 急な予定変更がある
- 求人内容と違う内容を紹介される
- 面接用の部屋がない
- 面接官の態度に問題がある
- 会社の雰囲気が悪い
- 面接回数が少ない・時間が短い
『やばい会社・ブラック企業を見極めるのは早い段階が良い』に越したことはありません。
ですが求人募集に記載できる情報は限られていますし、実際に会社に伺ってみないとわからないことが多いのが現実です。
面接を受けてみて「この会社やばいな、、、」と感じたらなるべく早く選考を辞退し、よりあなたの希望にあった会社に入社できるよう行動していくことをオススメします!
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