- 転職エージェントにむかつく理由・原因
- むかつく転職エージェントへの対処法
- 転職エージェントを選ぶ際のポイント
転職エージェントは、転職活動を効率的に進めるための頼れるパートナーとなる存在です。
しかし、その一方で利用者の希望や状況と噛み合わず、「むかつく!」とストレスや不満を感じる原因になることも多いです。
そこでこの記事では、転職エージェントに「むかつく」と感じる理由や具体的な対処法、むかつくエージェントがいる原因などについて詳しく解説していきます。
転職エージェントにむかつく理由・原因6選
転職市場をよく知っているとはいえ、転職エージェントもただの人間です。
そのため、転職エージェントを使っているときに「むかつく!」と感じたことのある転職志望者はたくさんいます。
そこでまずは、転職エージェントにむかつく理由を6つご紹介していきます。
むかつく理由①:上から目線で態度が偉そう
”上から目線の態度や発言をされる”というのは、転職エージェントでよくあるむかつく対応の代表格です。
よくある一言しては、次のようなものです。
「そこは高望みしすぎで無理です。」
「自分ならこういう考え方をしています。」
「そんな考えでは転職できませんよ。」
偉そうな態度をしてくる時点で、「こちらからサポートをしてもらいたい」とは考えづらくなります。
希望条件も伝えづらいので、担当エージェントの変更がベストです!
むかつく理由②:電話・メールなどがしつこい
転職エージェントの中には、電話やメールがしつこすぎる方もたくさんいます。
「こんな求人がありますよ!」と知らせてくれるのはありがたいですが、仕事中に電話がくるなどの場合なら迷惑でしかありません。
また、転職を考えている段階でもガンガン連絡がくれば「むかつく!」となって当然です。
ただ、エージェントからすれば『求職者が電話やメールを返さないから』というケースもあります。
- 「電話のやり取りをしたくない」と伝える
- 公式サイトからメール受け取りを拒否に設定する
きちんと対策を行うことで、しつこい電話やメールを抑える効果があります!
むかつく理由③:転職をせかしてくる
「今を逃すと転職できませんよ!」「期限は今週までですよ!」と、転職活動をせかしてくるエージェントも嫌われます。
よく考えた末に内定を断っても「私なら転職します」などと、伝えてくるエージェントもいます。
エージェント自身へのノルマや評価、会社の評判にも影響してくるので、結果を急かすのはわかります。
ですが、求職者からすれば「自分のペースでやらせて」と感じてしまいます!
むかつく理由④:エージェントの実力不足
転職エージェントの実力不足から「むかつく!」となるケースも少なくありません。
- 自分の希望と違う業界の求人を出される
- 応募条件を満たしていない求人を提案される
- 家庭の事情やライフスタイルを無視した提案をされる
- 業界に対する知識が不足している など
転職エージェントの思うがままに活動すれば、自分の希望と違う業界・職種に進んでしまうリスクもあります。
もちろん、エージェントの実力不足と感じるだけで、向こうから見れば求職者のキャリア形成から判断している可能性もゼロではありません。
「希望の業界に強いエージェントを使う」「複数使って比較する」などを行うことで、エージェントの実力を図ることができます!
むかつく理由⑤:連絡が遅い・音信不通
電話やメールのきすぎも問題ですが、連絡が遅すぎる・こないエージェントも不満が溜まりやすいです。
転職エージェントを利用して面接まで行っても、「全く連絡がない」「進捗の報告がない」では不安になってしまいます。
担当者が忙しいなどの理由があったとしても、放置や音信不通にされれば「むかつく」と感じてしまいます。
むかつく理由⑥:きちんとサポートしてくれない
転職エージェントにはサポート力を求める方も多いです。
そのため、「対応がマニュアル通りすぎる」「やる気がなさそう」などと感じれば、むかついても不思議ではないでしょう。
一口に転職エージェントといっても、さまざまな会社や担当者がいます。
「求職者側が意欲をアピールしきれていない」ため、優先順位が低くなることもあります!
むかつく転職エージェントへの対処法
転職エージェントにむかつく理由や原因がわかったところで、次に対処法についてご紹介していきます。
転職活動をする上では「エージェントからのサポートは必要不可欠」とも言えます。
たとえエージェントの対応にむかついても、冷静に判断し、対処することが大切です。
自分の希望・意思をきちんと伝える
まずは自分の希望や意思、気持ちなどをきちんと伝えるのがおすすめです。
あなたが転職エージェントにむかついていても、その原因がエージェントの勘違いから来ている可能性もあります。
- 「希望職種以外は紹介してもらわなくて大丈夫です」
- 「平日は電話に出れないからメールにしてほしい」
- 「〇〇業界の求人の紹介は必要ない」 など
こちらの希望の条件や気持ちを伝えることで、エージェントからの対応が改善することも予想できます。
ちょっとした考え方の違いもあるので、まずは自分の気持ちを伝えるのが重要です!
担当者を変えてもらう
「希望を伝えても対応してくれない」「相性が合わない」などの場合は、遠慮せずに担当者を変更してもらうようにしましょう。
一度転職エージェントを利用しても、同じ担当者のまま活動を行っていかないわけではありません。
「むかつく」以外にも、知識が乏しくて不安や意見を聞いてくれないなどの不満があるなら、そのまま活動していくことも難しくなります。
サービスの公式サイト上の問い合わせなどから、【担当者の変更・変更理由】などを書き送信しましょう!
複数の転職エージェントを使う
転職エージェントは転職時にサポートをしてくれる強い味方ですが、”完璧な人”ではありません。
エージェントとの相性や所属企業によって、合う合わないはどうしても出てきます。
そのため、転職エージェントを利用する際は、複数社使うのがおすすめです。
複数利用することで、サービスの違いを比較でき、良い条件の求人を探しやすくなります!
転職サイトを使う
転職エージェントの利用で不安を感じたら、転職サイトを使ってみるのも良いでしょう。
転職エージェントと違い、転職サイトは自分から求人を探し、応募していく形式です。
目標とする業界や希望する条件が明確にあるようなら、転職サイトを利用することで理想の求人が見つかるかもしれません。
むかつく転職エージェントがいる原因・理由
担当エージェントに対して「むかつく」と感じているのはあなただけではないかもしれません。
というのも、転職エージェントの状況的に、マイナスの印象を持たれるエージェントが減らない理由があるからです。
ノルマが課せられている
転職エージェントで働く担当者には、ノルマが課せられているケースが多いです。
どんな仕事にもノルマがあるように、当然エージェントにもノルマがあります。
【何人を内定させられたらか=営業成績】という状況があるため、「無理やり内定を進める」「量より質を大事にする」ことになります。
数字でしか求職者を判断できないエージェントにあたれば、不満を持たれる原因になります!
企業から報酬をもらっている
転職エージェントは無料で利用できるところも多いです。
それができるのは「求職者を入社させることで企業から報酬がもらえる」仕組みだからです。
そのため、この成功報酬を得るためにエージェントは「面接への強引な誘導」「内定の承諾」などを行ってくるのです。
不満を持つようなむかつくエージェントが減らない理由が、この”成功報酬が原因”とも言えます。
転職をサポートとしたことがない
転職エージェントの中には、ベテランだけでなく新人の担当者も在籍しています。
担当者が新人などのサポート経験が不足しているエージェントなら、「むかつく」と感じることもあるかもしれません。
「希望した求人を紹介されない」などの部分なら、それは経験の浅い方が担当している可能性もあります。
まずは自分の希望条件を伝え、それが難しいようなら担当者の変更を依頼しましょう!
複数の求職者を抱えている
どの会社でもエージェントは、1人で複数の求職者を担当しています。
一度に何人もの対応をするなら、「雑になる」「的外れな求人を紹介する」状況が起きても不思議ではありません。
エージェントはサポートしてくれる存在ですが、得るものがあるから助けてくれるのです!
むかつくを回避!転職エージェントを選ぶ際の重要なポイント
「むかつく」と感じる状況を回避するには、自分に合った転職エージェントを利用することです。
そのためには次の4つポイントに注意しましょう。
求める求人があるか
転職エージェントを利用する際には、「自分の求める求人を扱っているか?」が大切です。
どんなに評判の良いサービスを使っても、希望の職種が少ないなどの状況なら、自分に合う求人を紹介してもらうのは難しくなります。
転職先の希望がきちんとあるようなら、その業界に特化した転職エージェントを使いましょう!
自分が対象者になるか
業界に特化した転職エージェントがあるように、20代向けやハイクラス向けなどサービスによって特徴があります。
やりたい仕事があっても、「20代でスキル・経験があまりない方がハイクラス向けを希望する」などのは無謀です。
そもそも条件を満たしていない転職エージェントを利用しても、内定などの良い結果は得られないでしょう。
転職エージェントの利用を考える場合には、「自分がそのサービスの対象者になっているか?」もチェックする必要があります。
希望通りのサポートを受けられるか
転職エージェントによっては、対応してくれる業務範囲も違ってきます。
- 無料個別面談
- 模擬面接
- 選考書類の添削
- 企業との面接日程の調整
- 入社条件の交渉
個別面接なら基本的にどのエージェントでも受けられますが、それ以外は会社によって異なります。
「〇〇までサポートしてもらいたい」などの希望があるなら、条件を満たせるサービスを探しましょう!
口コミ・評判は良いか
サービスを使う前にネットなどで口コミや評判を確認するのは、転職エージェントでも同じです。
公式サイト上では良いサービスを売りにしていても、口コミ・評判を確認すると異なることはたくさんあります。
もちろん、「担当者の当たり外れ」「口コミ・評判の信憑性」など、不安な部分もあります。
”ネットの口コミ・評判は参考程度”に考えることも大切です!
転職活動における自己管理の重要性
転職活動を行っていく場合は、きちんと自分を管理していくことも重要です。
転職エージェントは強い味方になってくれますが、あくまでも補助的な役割です。
自分自身の判断でキャリアを進める意識を持つことが大切です。
エージェント頼りにせず、自己分析や企業研究を進めましょう。
自らの意思で動くことでより納得のいく転職が実現します!
転職エージェントにむかつく理由と対処法について:まとめ
今回は、転職エージェントに「むかつく」と感じる理由や具体的な対処法、むかつくエージェントがいる原因などについて詳しく解説してきました。
転職エージェントを利用することで「むかつく」などの不安やストレスを感じることはめずらしくありません。
ですが対処法を知り、自分自身で転職活動を主導する意識を持つことで、その負担を軽減できます。
エージェントに過度な期待をせず、「必要に応じて担当者を変更する」「複数のエージェントを活用する」ことで、よりスムーズで効果的な転職活動を進めることができるでしょう!
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