- 退職代行を依頼しても会社の人間が家に来るか
- 上司・同僚が家に来る理由
- 上司・同僚が家に来た時の対処法
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いじめやパワハラ、過度な残業などを理由に本人に代わって退職の意思を伝えてくれる退職代行サービスを利用する方も増えています。
しかし、いざ退職代行を依頼しようと思っても「上司や職場の人間が家を訪ねてきたら?」ということに不安に感じる方も少なくありません。
実際に”上司が自宅を訪ねてくるケース”はSNSなどのネット上でもいくつも見かけます。
そこでこの記事では、退職代行を利用しても上司や同僚が家に来るかの真偽からその理由、家に来た際の対処法などについて解説していきます。
退職代行を依頼しても上司や会社の人間が家に来る?
まず結論として、「退職代行サービスを依頼しても、家に上司や会社の人間が訪ねてくる可能性はかなり低い」と言えます。
仮に電話やLINEなどに連絡は来ても、退職代行を利用してまで辞めた従業員の自宅まで行く上司や同僚は普通いません。
また、代行業者に相談しておくと『会社から本人への連絡や家を訪ねないようにしてください』と伝えてもらうこともできます。
そうは入っても代行業者の案内はお願いレベルの内容なので法的な強制力はなく、会社側が無視することはできます。
ブラック企業が相手だと、「実際に上司や同僚が訪ねてきた」といったケースもあること点には注意です!
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退職代行を利用しても上司(同僚)が家に来る理由3選
従業員が退職代行を使って辞めたからといって、上司や同僚が「なぜ時間を割いてまで家まで来るのか?」という疑問もあるでしょう。
その理由としては次の3つが考えられます。
退職理由や依頼した理由を聞くため
上司といっても、社内にはさらにその上の役職の人も存在します。
そういった人たちが上司に「なぜ辞めたのか?」「どうして退職代行を依頼したのか?」を聞きに行かせることは考えられます。
退職を引き止めるため
人手不足の企業だと「新たに従業員を雇う手間をかけるより辞めようとする社員を止める方が楽」だと考えるケースもあります。
特に体育会系の会社の場合「従業員と直接話せばなんとかなる!」といった思い込みから自宅まで訪ねてくることもあるようです。
心配しているから
退職代行業者から連絡を受けた会社側が従業員を心配して訪ねてくる場合もあります。
代行業者を使った退職の場合、本人から会社へ連絡を取ることはほぼありません。
ですので上司が退職理由にまったく検討がつかなければ、「事件に巻き込まれたのでは?」「本当に本人からの依頼なのか?」などを気にした上司がいても不思議ではありません。
基本的に退職代行から連絡が入れば「辞めるのね、、、」と諦めるケースがほとんどです!
退職代行に依頼して上司(同僚)が家に来たときの対処法3選
いきなり上司や同僚が自宅を訪ねてきたら、どう対応して良いかわからなくなってしまうでしょう。
玄関を開ければ退職を引き止められたり、暴言や怒鳴られる可能性もゼロではありません。
対処法①:基本的に対応しない
上司や同僚が家を訪ねてきても基本的には居留守を使うのがベストです。
下手に玄関を開けたり・家にあげたりすれば、会社側のペースで話が進んでしまうかもしれません。
せっかく勇気を振り絞って依頼しても、全てが無駄になってしまいます!
対処法②:代行業者から会社へ連絡してもらう
上司が何度も家を訪ねてきて家の前から動かないといった状況の場合は、依頼している代行業者に連絡してみましょう。
そうすると、代行業者から会社へそういった行為を辞めるよう伝えてもらえます。
対処法③:最悪の場合は警察へ
代行業者が会社へ伝えても法的な強制力があるわけではないので、上司や同僚が帰らないことも予想できます。
この場合、インターフォン越しにご自身から上司へ「お帰りください」などと一言かけてください。
その上で警察へ通報します。
これによって刑法の「不退去罪」が適用される可能性が出てきます。
流石に警察沙汰は避けたい部分ではありますが、相手が帰らないなら仕方がありません。
退職代行を依頼する時点で「うちの上司・社長が危ない人だ」という場合には、最初から弁護士の退職代行に依頼しましょう!
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社宅や寮に住んでいる場合はどうする?
退職代行を依頼する方の中には、寮や社宅に住んでいるケースもあるでしょう。
自宅と違い、会社所有の建物だと上司や同僚としても訪ねやすい環境なのは間違いありません。
しかも、会社所有の建物なので上記でご説明した「不退去罪」も適用されないことも考えられます。
この場合も基本的には居留守を使い、代行業者へ連絡するのが良いでしょう。
まとめ
退職代行サービスを依頼して退職しても、基本的に上司や同僚が家を訪ねてくることはありません。
しかし、ブラック企業やパワハラ、セクハラなどを行う会社は予想外の行動をしてくる可能性もあります。
依頼前から上司や同僚が自宅にやってくることを予想できる場合は、代行業者にしっかりと相談しておく方が良いでしょう!
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