- アルバイトでも退職代行を使うべきケース
- アルバイトが退職代行を使うメリット
- 退職代行を使う際の注意点や準備
ブラック企業の被害にあっているのは正社員だけでなく、派遣社員やアルバイト・パートの方も多いことをご存知ですか?
特にアルバイトやパートの方は、社会経験の少ない学生や職場内での立場が弱い方も多く、いざ仕事を辞めようと思っても実行に移せないケースも少なくありません。
そういった時に退職代行サービスの利用を考える方もいるでしょう。
しかし「アルバイト・パートなのにわざわざ退職代行が必要?」と感じる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、アルバイト・パートが退職代行を使うメリットから、依頼する際の注意点などについて解説していきます。
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退職代行サービスとは?アルバイトでも使える理由

退職代行サービスは、依頼者の代わりに会社へ退職の意思を伝えるサービスです。
アルバイトでも利用可能であり、最近は多くの若者からの支持を集めています。
まずは、その基本的な仕組みとアルバイトが対象となる理由を解説します。
退職代行の基本的な仕組み
退職代行業者は、弁護士や専門スタッフが依頼者に代わって勤務先と連絡を取ります。
退職の意思表明、必要書類のやり取り、退職日調整など、面倒なやり取りをすべて代行してくれるのが特徴です。
基本はLINEやメールだけで手続きが進み、職場に一切出向く必要がないため、精神的な負担が大きく軽減されます。
アルバイトでも利用できる理由
労働者には、雇用形態を問わず退職する権利があります。
つまり、正社員だけでなくアルバイトにも退職の自由が認められているのです。
退職代行各社もこの法的背景を元に、アルバイトからの依頼を正式に受け付けています。
特に飲食や小売など、対面業務が中心の現場では「辞めたいけど言い出せない」というニーズが多く、アルバイト層の利用が増えています。

正社員に比べ、アルバイト・パートは費用も安くて済みます!
アルバイト・パートでも退職代行を使うべきケースもある!


費用が数万円かかることもあり、一般的に正社員が利用することが多い退職代行サービス。
アルバイトやパートの方が退職代行を利用することは、正社員と同様に可能です。
退職代行サービスは、雇用形態に関わらず、退職の意思を第三者が伝える手段として利用できます。
次のような被害にあっている方はアルバイトやパートでもたくさんいます。
- 職場内のパワハラやセクハラ
- 退職時の引き止め
- 給与の未払い
- 応募時と勤務時の仕事内容の違い など
自力で退職の対応ができる場合はいいですが、それが無理ならアルバイト・パートでも退職代行サービスを利用した方が良いでしょう。
アルバイト・パートが退職代行を使う8つのメリット


退職代行を利用することで得られるメリットはいくつもあります。
ここでは、特に多くのアルバイト経験者が実感しているメリットについて解説します。
- 職場に顔を出さずに済む
- 手続きの手間を大幅に削減
- 精神的ストレスの軽減
- 有期雇用でも即日退職できる可能性もある
- 法的サポートの利用ができる可能性も
- 正社員より費用も安い
- 有給も使い切れる
- リスクの高いバックレも避けられる
職場に顔を出さずに済む
”出社せずに辞められる”退職代行を依頼するメリットは、アルバイト・パートでも同じです。
「退職が言い出せない」「退職の話をしても聞き流される」「退職の話をしたら状況が悪くなった」
セクハラやパワハラ、いじめといった厳しい職場環境で勤務している場合、こう感じる方は多いです。



依頼すれば業者から勤務先へ連絡を行ってくれるので、そういった心配からは解消されます!
手続きの手間を大幅に削減
退職時には、シフトの調整や連絡、書類の提出など多くのタスクが発生します。
代行業者を使えば、これらをすべて任せることができ、自分で職場とやり取りする必要がありません。
複数の仕事を掛け持ちしている人や忙しい学生にとっては非常に有効な手段です。
退職時に退職届の提出が必要な場合には、自分で作成する必要があります。
精神的ストレスの軽減
職場で退職の意思を伝えることに強いストレスを感じる人は少なくありません。
上司に引き止められたり、冷たい態度を取られたりといったリスクを回避できるため、退職代行は有効です。
専門スタッフが間に立ってやり取りすることで、不安を感じる場面を極力減らせます。



正社員だけの現場に比べ、変なマウントを取ってくるめんどくさい上司や先輩も多いです!
アルバイト・パートなら有期雇用でも即日退職できる可能性もある
正社員など雇用期間が決まっていない無期雇用の方は、民法627条によって「退職の申し出をしていれば、2週間後に退職する」ことが可能です。
一方で契約社員やアルバイト、パートの方は「6ヶ月」や「1年」などの雇用期間が決まった『有期雇用』の可能性が高いです。
こういった有期雇用の方は、体調不良や家族の介護などの特別な事情がない限り、契約期間中は会社を辞めることはできません。
ですが、アルバイトやパートの場合は引き継ぎや職場への負担が少ないこともあり、会社が承諾してくれれば即日退職も可能です。



第三者である代行業者が交渉してくれれば、自力で行うよりスムーズにいく可能性も上がる!
法的サポートの利用ができる可能性も
労働組合や弁護士が運営する退職代行であれば、未払い賃金や雇用契約に関する相談にも対応できます。
アルバイトでも、労働法上の保護を受けているため、万が一のトラブルにも安心して対処できる体制が整っています。



学生や社会人経験の少ない方も多いアルバイトの方にとって強い味方になります!
正社員より費用も安い
依頼する代行業者によっては、正社員よりアルバイト・パートの費用の方が安く設定されていることもあります。
正社員 | アルバイト・パート | |
---|---|---|
退職代行モームリ | 22,000円 | 12,000円 |
退職代行クリア | 18,000円 | 11,000円 |
このように1万円ほど低い費用で依頼できるので、「依頼するお金に困っている」場合でも心配が少なくなります。
有給も使い切れる
労働基準法によって、アルバイトやパートでも一定日数勤務している方なら有給休暇がもらえることが定められています(法的には週3日の出勤を半年以上の勤務で5日付与)。
しかし「職場から聞かされていなかったり」、学生の方で「バイトも有給があることを知らなかった」というケースもあります。
実際にアルバイトやパートの場合では有給の存在を知っていても、職場の空気を読み全く消化しない方も多いです。



有給が残っている場合には、退職代行へ依頼する際に業者にきちんと相談してみましょう!
リスクの高いバックレも避けられる
当たり前ですが、出社を回避するためにバックレ(無断退職)を行うことは避けた方が良いです。
バックレを行ってしまうと次のようなリスクが生まれます。
- 職場からの電話が何日も続く
- 家に上司や同僚がやって来る
- 身元保証人である両親や親戚に会社から連絡がいく
- 懲戒解雇されてしまう
- 離職票などの書類が発行されない
離職票や雇用保険の脱退書類、源泉徴収票などは、転職や次の職場で提出する大事な書類です。
バックレをしてしまうと自分で前の会社に連絡し、発行などのお願いをしなければなりません。



退職代行なら未払い給料などの請求や交渉を行ってくれるので安心です!
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アルバイトが退職代行を使うデメリット


便利な退職代行にも、注意しておきたいデメリットがあります。
事前に知っておくことで、後悔のない選択ができるようになるでしょう。
経済的負担がかかる
退職代行の費用は一般的に約2〜5万円程度です(アルバイトの場合1万円ほどで依頼可能な場合も)。
アルバイトの時給や月収を考えると、この金額は決して安くはありません。
ただ、精神的なストレスや煩雑なやりとりを避けられると考えると、その価値はあります。
特に「もう職場と関わりたくない」と感じている方にとっては、金額以上の安心を得られる手段とも言えるでしょう。
会社・職場の対応が予測できない
代行業者が会社と連絡を取っても、相手がどう反応するかはケースバイケースです。
すぐに受理される場合もあれば、返信に時間がかかったり、書類の準備が遅れることもあります。
アルバイト先によっては、担当者が不在の時間帯が多く、スムーズに進まない可能性もあります。



アルバイトの場合、引き止めやごねるといった会社の対応はほぼないでしょう!
サービス品質に差がある
退職代行業者は年々増えており、その品質にもバラつきがあります。
料金が安い業者ほど、マニュアル通りの対応しかできないことが多く、個別の事情には対応してもらえないことも。
口コミや実績を確認し、信頼できる業者を選ぶことが欠かせません。
次の応募先での印象懸念
退職代行を使ったことで、次のバイト先や面接で「悪い印象を持たれるのでは?」と心配する人もいるかもしれません。
履歴書には”一身上の都合”と記載すれば問題ありませんが、面接で聞かれる可能性もゼロではありません。
あらかじめ納得感のある説明を準備しておくと、安心して次のステップに進めます。



ただし、アルバイトは職歴に含まれないことも多いので、深掘りされることはほぼゼロです!
アルバイト・パートが依頼する注意点や準備


退職代行をスムーズに活用するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
初めての利用でも焦らず進められるように、次の点を事前にチェックしておきましょう。
- まずは代行業者を選ぶ
- 追加費用やオプションの確認
- 契約前の相談や質問を活用
- 退職代行の流れも確認
- 返却するものは準備しておく
まずは代行業者を選ぶ
数ある代行業者の中から、自分に合ったところを見つけるのは簡単ではありません。
代行サービスを運営する業者には弁護士・労働組合・民間が存在しています。
アルバイト・パートの方におすすめするのは、労働組合か弁護士が運営する代行サービスです。「勤務先に退職の意思を伝えてもらうだけ」なら、法律的にどの業者でも可能です。
一方で未払い給与や有給取得の交渉など、退職をめぐる会社との交渉は資格のない者が行うと「非弁行為」という違法行為になってしまいます。



弁護士なら5万円を超えることも多いので、安く抑えたい方は約2万円から依頼できる労働組合が良い!
追加費用やオプションの確認
退職代行の料金体系は業者によって異なります。
基本料金に含まれるサービス内容を把握し、書類郵送やアフターサポートに追加費用が発生するかどうかも確認しておきましょう。
最初に安いと思っても、後から予想外の費用が加算されることもあるため注意が必要です。
契約前の相談や質問を活用
不安なことがある場合は、契約前の無料相談やチャットサービスを積極的に活用しましょう。
実際に担当者と話すことで、業者自体の対応の質も把握できます。



質問への回答が曖昧であれば、他の業者を検討するべきです!
退職代行の流れも確認
正社員でもアルバイト・パートでも退職代行サービスを利用する流れは同じです。
実際に依頼する前に「有給は取れるか」「退職金はもらえるか」「即日退職できるか」など、退職やサービスに関する不安や疑問を相談しましょう。
退職代行サービスでは、こうした事前相談は無料で行っている業者がほとんどです(一部弁護士事務所は除く)。
自分の中で納得ができたら、代行業者に依頼を行います。
正式に申し込みも完了したら、料金を支払います。
基本的に退職代行は前払いで料金を支払うシステムになっていますが、業者によっては後払いにも対応している事もあります。
支払い方法も業者によって若干異なりますが、クレジットカードや銀行振り込み、電子マネーなどが一般的です。
業者の方で支払い確認が取れると、具体的な退職に関する打ち合わせに入っていきます。
内容としては実施する日時や退職希望日、退職理由、会社への返却物の確認、その他会社側へ伝える事項などです。
打ち合わせた情報などを元に代行業者が勤務先への代行業務を開始します。
会社から依頼人に連絡がある場合も代行業者が間に入って伝えてくれるので、基本的に直接会社とやり取りすることはありません。
自分で退職届を作成することもありますが、中には代行業者の方でフォーマットを用意してくれるケースもあります。
会社へ退職の連絡が伝われば、退職届や返却物を郵送して完了となります。
代行業者によっては、転職支援や失業給付の申請などのサポートを行ってくれる会社もあります。
返却するものは準備しておく
飲食業やサービス業に勤めている方は、会社から制服や帽子などを借りている場合がほとんどでしょう。
退職時にはこういった会社から借りているものは全て返却することになります。



即日退職などなるべく早い退職を希望する場合、事前にいつでも返せる準備をしておきましょう!
アルバイトにオススメの退職代行サービス
退職代行ネルサポ


退職代行ネルサポ | |
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運営元 | 労働組合 |
料金 | 15,000円(税込) |
即日対応可能 | 可 |
連絡手段 | LINE、メール、電話 |
労働組合が運営する「退職代行ネルサポ」。
15,000円の最安値級の費用で労働組合に依頼することができます。
労働組合の運営なので会社への交渉から有休消化のサポートをはじめ、ネルサポでは転職サポートも行っています。
退職代行モームリ


退職代行モームリ | |
---|---|
運営元 | 民間(弁護士監修、労働組合と提携) |
料金 | 正社員 22,000円(税込) アルバイト 12,000円(税込) |
即日対応可能 | 可 |
連絡手段 | LINE、メール、電話 |
株式会社アルバトロスが運営する「退職代行モームリ」。
アルバイトなら12,000円と業界でも最安値級の費用で依頼できるサービスです。
弁護士監修で業務を行っており労働組合とも提携しているため、退職を失敗する心配もありません(退職率100%※公式サイトより)。
また業界初となる依頼者が事務所に来店し対面して相談する”店舗オプション”もあるので、「ネット上だけだと不安」という方にも安心です。
\22,000円で依頼できる!/
退職代行後のフォローと次のステップ


退職が無事完了したあとは、新たな一歩を踏み出すための準備が必要です。
次のステップに進むうえで、知っておきたい手続きやサポート体制についてご紹介します。
退職証明書や源泉徴収票の受け取り方
必要書類の受け取りについては、業者がサポートしてくれる場合がほとんどです。
しかし、状況によっては自分で会社に依頼しなければならないケースもあります。
郵送の可否や時期、対応方法を事前に確認し、万が一に備えておきましょう。



退職代行への依頼前の段階で業者側に質問しておくのもありです!
次のアルバイト探しに向けた準備
退職後は、すぐに次の職場を探し始める方も多いでしょう。
その際は、これまでの職務経験を整理し、面接の準備を進めておくと安心です。
退職代行でのやり取りの経験は、応募書類の作成や連絡対応にも活かせる場面もあります。
メンタルケアと相談窓口の紹介
退職という大きな決断のあとには、気持ちが不安定になることもあります。
そんなときは、労働相談窓口やカウンセリングサービスを利用するのも一つの方法です。
孤立感を感じたときに、話せる場所があるだけでも心が軽くなるものです。
アルバイトの退職代行の利用について:まとめ
この記事では、アルバイト・パートが退職代行を使うメリット・デメリットから、依頼する際の注意点などについて解説してきました。
アルバイトやパートの方が退職代行を利用することは、人間・職場環境に問題がある場合や退職を申し出ることに強いストレスを感じる場合には、有効な選択肢となります。
退職代行を使うことで、会社との直接のやり取りを避け、スムーズに退職手続きを進めることができ、心理的な負担を軽減できます。
一方で、費用がかかることや退職後の評判が気になる場合があることも理解しておくべきです。
正しい知識を持ち、信頼できる業者を選べば、不安なく新しい道へ進むことができます。
費用やサービス内容をよく比較し、自分に最適なサービスを見つけることが、成功の第一歩となるでしょう!