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【完全ガイド】「毎日の残業がおかしい」8つの理由!ブラック企業にハマらない対策とは?

毎日残業があるのはおかしいことについて書いた記事のアイキャッチ画像
この記事でわかること
  • 毎日残業があるとおかしい理由
  • 毎日残業が発生する会社の特徴
  • 毎日残業をするリスク
  • 毎日の残業を減らすための対策

会社で働く以上、残業に対応するのは普通のことです。

ところが繁忙期などの特別な期間をのぞき、残業が毎日あるようなら「その会社はおかしい!」と疑問を持った方が良いかもしれません。

残業代がしっかりと払われていれば「別に不満はない」という方もいるでしょう。

しかし、残業が日常化する環境にいることはリスクを抱えることにもなります。

そこでこの記事では、毎日残業をするリスクから、その状況を改善するためにできることなどについて解説していきます。

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もくじ

残業が毎日ある会社はおかしい!

日常的な人混みの風景

「毎日残業が続くのは当たり前」だと思い込んでいませんか?

ですが、基本的に”毎日残業がある会社はおかしい!”と考えた方が良いです。

自分は当たり前だと思っても、気づかぬうちに心身や将来に悪影響を及ぼすこともあります。

ここでは、毎日残業することの異常性について、8つの観点から詳しく解説していきます。

毎日残業がある会社がおかしい理由
  • 法定時間を超えているなら違法
  • 会社の将来性も危うい
  • 従業員の健康に悪影響
  • 職場環境や文化の問題
  • 管理職の責任放棄も問題
  • 社員のモチベーション低下
  • 労働時間と成果が比例しない
  • 労働者の権利の侵害にも

法定時間を超えているなら違法

2019年の労働基準法の改正で、「時間外労働は原則、月45時間まで」と決まりました。

ですので、1ヶ月のうち平均で1日2時間以上残業があるようなら、”その会社は法律違反をしている”可能性も高くなります(ただ年6ヶ月までは月80時間までの残業が許させています)。

また労働基準法では、1日8時間・週40時間を超える労働には割増賃金が支払われることが定められています。

しかし、毎日残業が当たり前の職場では、このルールも軽視されがちです。

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残業代が正しく支払われていない場合、それは「サービス残業」に該当し、重大な労働法違反となります!

会社の将来性も危うい

残業が多い会社は、そうでない会社に比べ人件費を多く払っていることになります。

しかも”残業代は通常の賃金より高め”に設定されています。

つまりそういった会社は、「何かしらの問題を抱えている」とも予想できます。

【残業が多い会社の将来への不安】
  • 残業しないと会社が続けられない
  • 人件費がかさんでいくことを理解していない
SUSUMU

残業が多ければ社員の離職率も上がるので、会社の存続にも心配が残ります!

従業員の健康に悪影響

毎日の残業は、過労やストレス、うつ病などの健康問題を引き起こすリスクがあります。

長時間労働が続くと心身の疲労が蓄積し、最悪の場合は過労死という結果を招くことさえあります。

これが一時的な状況ではなく、毎日など長期的に続く場合、会社が従業員の健康を軽視しているとも言えます。

職場環境や文化の問題

「遅くまで働いている人が偉い」という古い価値観が残っている職場では、早く帰ることが悪のように扱われます。

結果として、定時に帰ることへの罪悪感が生まれ、暗黙的に”定時退社は許されない”文化になっていることも。

このような文化は簡単には変えられませんが、少しずつでも自分が「定時退社」を実践することで、職場全体に変化をもたらすきっかけになります。

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ライフワークバランスが損なわれていれば、【離職率も上がり→人手不足→残業が増える】の負のスパイラルに!

管理職の責任放棄も問題

部下の業務量を把握せず、残業を見て見ぬふりしている管理職・上司も問題です。

適切なタスク配分や業務量の調整がされていないと、現場にしわ寄せが集中してしまいます。

マネジメント層には、目標管理だけでなく、日常の業務量や業務フローをチェックする責任があります。

これが放置されている現状があるなら、改善を求める声を上げることが重要です。

社員のモチベーション低下

「長時間労働で一時的な生産量が上がりますが、長期的には低下する」という研究成果があります。

毎日の長時間労働は、達成感のない疲労感だけを残し、従業員の働く意味を見失わせてしまいます。

どれだけ頑張っても評価が変わらなければ、「どうせやってもムダだ」と感じるようにもなります。こうした心理状態は、チーム全体の空気も悪くし、生産性が落ちる原因になります。

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仕事に集中できる環境と評価される仕組みがなければ、働く意欲は長続きしません!

労働時間と成果が比例しない

長く働いたからといって良い成果が出るとは限りません。

むしろ、集中力が切れた状態ではミスが増え、かえって効率が下がってしまいます。

限られた時間で最大の成果を出すことこそ、現代の働き方に求められる姿勢です。

時間ではなく結果を評価する制度づくりが、残業体質から脱却する第一歩となります。

労働者の権利の侵害

労働者には、残業代を受け取る権利がありますが、毎日残業を強いられ、適正な賃金が支払われていない場合、これは労働者の権利の侵害に該当します。

サービス残業が蔓延している企業は、違法行為に手を染めている可能性が高いです。

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毎日残業が発生する会社の特徴

書類の山とパソコン

業種や規模感は違っても、毎日残業が発生する会社・職場には特徴があります。

ここでは、残業が常態化する職場に共通する7つの原因について、職場環境と業務の進め方の両面から解説します。

毎日残業が発生する会社の特徴
  • 常に人手不足になっている
  • 必要ない仕事が多い
  • 業務の属人化
  • 急な依頼や顧客要望の増加
  • 「残業=頑張っている」になっている
  • 上司・先輩が帰らない
  • 社内が残業前提で動いている

常に人手不足になっている

残業が多い会社の特徴で一番あるのが、常に人手不足になっているケースです。

人手が足りないまま業務量が増えると、一人ひとりにかかる負担が増し、残業しなければ業務が終わらない状態になります。

慢性的な人員不足は、現場の疲弊を引き起こし、離職率も上がりに新しい人を募集することも難しくなってしまいます。

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自分だけで抱え込まず、業務量を明確にして上司や人事に改善を求めることが必要です!

必要ない仕事が多い

毎日残業になる会社は、従業員一人ひとりに重要ではない仕事を割り振り過ぎていることがあります。

【必要ない業務の一例】
  • 自分が発言しない会議への参加
  • 使う目的がない資料作成
  • 参加するだけの朝礼
  • 誰も確認しない週報や月報の作成
  • 慣習だけでやっている行事の準備

こうした時間ばかり使ってしまう業務が積み重なることで、日常的に仕事が増え、毎日の残業につながっていきます。

業務の属人化

特定の人にしかできない仕事が多いと、休みにくくなり、結果として長時間労働が続きます。

こうした属人化は、急な欠勤時などでリスクも高めてしまいます。

業務マニュアルの整備や他のメンバーとのスキル共有を進めることで、業務の偏りを減らし、残業を減らしていくことが可能になります。

急な依頼や顧客要望の増加

顧客第一を掲げるあまり、無理な要望に応じ続けると、日常業務が後回しになり、残業が慢性化します。

突発的な依頼に対しても、対応方針や基準を事前に決めておくことで、対応が属人的にならずに済みます。

顧客との関係性の中でも、無理な要求には毅然と対応する姿勢も求められます。

「残業=頑張っている」になっている

残業していることが社内での評価につながっていると、毎日の残業を増やす原因になります。

残業時間を増やす方向に社内の意識が向いていれば、必然的に無駄な業務も増えダラダラする社員も増えていきます。

『どんな結果を出したか』に重点が置かれないなら残業が減るわけがありません。

上司・先輩が帰らない

上下関係が厳しい会社によくあるのが「上司や先輩が帰らないから帰りづらい」というものです。

入ったばかりの新入社員や中途社員が、会社の主力となって働いている上司や先輩社員より仕事量が少ないのは当然です。

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仕事が終わっているのに『空気を読め』『俺たちの時代は先に帰らなかった』などと言われれば、反論するのはなかなか難しいです!

社内が残業前提で動いている

毎日残業がある場合、社内の全員が残業ありきで働いているケースもあります。

おそらくその会社は基本給が他社より低く、『残業代が出ないと暮らしていけない』ことが予想できます。

日中はダラダラと仕事していたり、必要ない業務が多いなど、そうした環境に居続けることはあなたにとってリスクも多いです。

危険!?毎日残業するリスク

疲れた様子で駅の改札を通る女性

毎日残業があるのは「当たり前」ではありません。

毎日の長時間労働は、あなたの健康や人生設計、キャリアに大きな影響を及ぼす深刻な問題になる可能性が高いです。

たとえ「1日1時間だけだから、、、」と感じていても、それが積もれば影響はじわじわとやってくるかもしれません。

毎日残業をするリスク
  • プライベートな時間を奪われる
  • キャリア形成の停滞
  • ストレスも溜まる一方
  • 睡眠時間が減れば体調にも
  • 結果、仕事にも影響が出る

大切なプライベートな時間を奪われる

毎日遅くまで働く生活が続くと、家族や友人との時間が削られてしまいます。

たとえば【1日2時間の残業なら週10時間、月80時間】も時間が奪われます。

趣味や休息の時間も取れず、ストレスが蓄積されやすくなることも。

【毎日の残業で奪われるもの】
  • 自分の趣味や勉強
  • 副業
  • 子育て
  • 家族との談話

孤独感が強まれば仕事への意欲や集中力も低下し、悪循環に陥ります。

SUSUMU

”何のために働いている?”と疑問を感じれば、そこからはガクッと落ちる可能性も!

キャリア形成の停滞

残業に追われていると、自分の将来を考える時間や行動力が奪われます。

資格取得の勉強や転職に向けたスキルアップ、副業などが後回しになり、結果的に市場価値が下がってしまう可能性があります。

20~30代はキャリアの基盤を固める重要な時期です。

ストレスも溜まる一方

仕事ばかりの日々ではストレスも溜まる一方になってしまうでしょう。

社内の人間関係や顧客とのやり取り、厳しいノルマなど、仕事をしていればストレスを感じる場面ばかりです。

定時退社ですらストレスを溜め込んでしまう方もめずらしくないのに、毎日残業があるようなら病気へのリスクも上がっていきます。

また社員全員がこうした環境にいれば社内がピリピリした空気が漂い、人間関係も悪くなります。

睡眠時間が減れば体調にも

残業で帰るのが遅くなれば、寝始めるのも遅くなり睡眠不足の原因になります。「自宅についても2、3時間は寝れずに深夜に就寝」という流れになっていくでしょう。

こうした慢性的な睡眠不足の状態が続くと、心身に深刻なダメージを与えます。

特に最近は、長時間労働が原因でうつ病や高血圧などの生活習慣病を発症するケースも増えています。

医療費の増加や休職のリスク、将来のキャリアなどを考えると、無理を続けるメリットはありません。

SUSUMU

まずは生活リズムを見直し、異変を感じたら専門機関へ相談・受診することが重要です!

結果、仕事にも影響が出る

寝不足やストレス、モチベーションの低下は、仕事でのパフォーマンスをさらに落としていきます。

また最近は、長く働くことが美徳とされる時代は終わりつつあり、「効率よく成果を出す人材」が評価される傾向も強くなってきています。

そのため、残業が常態化していると、「時間管理ができない」「作業スピードが遅い」と見なされ、評価が下がるリスクも。

SUSUMU

転職のことを考えているなら、働き方の見直しが、キャリアアップへの第一歩になります!

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毎日の残業を減らすための対策8選

車内で電話をするスーツの男性


「これが普通」と思っていても、毎日残業を当たり前にしてはいけません。

日々の意識と行動で残業を減らしていくことはできます。

残業を減らすための対策
  • 空気を読むことを辞める
  • タイムマネジメントの徹底
  • 業務の見える化
  • 会議の効率化
  • 外部リソースの活用もあり
  • 上司や先輩に相談する
  • 残業がない部署に異動する
  • 諦めて退職や転職して脱出する

空気を読むことを辞める

「上司や先輩が残っているから帰れない、、、」

この悩みを抱えている方は、少しずつ退社時間を早くしていく方法があります。

自分の仕事が終われば帰っていいのは誰でも頭ではわかっていますが、なかなかそう出来ないことも多いです。

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いつも1時間ほど残業しているなら、『50分に減らす・45分にする』など徐々に縮めることで罪悪感も少なくなっていきます!

タイムマネジメントの徹底

業務を見積もって一日のスケジュールを組み、”時間内で終わらせる”という意識を持つことが重要です。

たとえばポモドーロ・テクニック(25分間の作業と5分の休憩を繰り返す行動)を使うと、集中力を保ちながら効率的に作業が進められます。

終業30分前には翌日のタスクを整理し、計画的な働き方を習慣づけましょう。

業務の見える化

「誰が・何を・いつまでに」やるかが曖昧だと、無駄なやり取りや重複作業が発生しやすくなります。

ガントチャートやタスク管理ツールを活用し、チームで情報を共有しましょう。

全員が進捗状況を把握できれば、早めのフォローや調整も可能になり、結果として残業削減につながります。

会議の効率化

長すぎる会議は、生産性を大きく下げる原因になります。

会議は30分以内、目的とアジェンダは事前に共有し、必要な人だけを参加させるようにしましょう。

終了後は次のアクションを確認し、内容の定着を図ることも忘れずに。

SUSUMU

時間の使い方を意識することで、業務全体がスリムになります!

外部リソースの活用もあり

自社だけで業務を抱え込まず、アウトソーシングやフリーランスの力を借りるのも有効な方法の一つです。

業務改善コンサルの支援を受ければ、客観的な視点で課題を洗い出すこともできるでしょう。

あなたが一平社員の場合なら、こうした施策を上司・先輩に提案するのもありです。

上司や先輩に相談する

どうしても毎日の残業が苦しいようなら、直属の上司や先輩に「少し仕事を減らしてもらえますか?」と素直に相談するのも良い方法です。

上司や先輩からしたら、あなたが毎日の残業に苦しんでいることを知らない可能性もあります。

今の状況をしっかりと相談することで仕事量を減らしてもらえることは多いです。

SUSUMU

相談した時に『そんなもの残業でなんとかしろ!』などの意味不明なことを言われるのであれば転職を考える方が良いでしょう!

残業がない部署に異動する

社内に残業が少ない部署があるようなら、部署異動することも考えてみましょう。

今の仕事を気に入っている場合には迷うかもしれませんが、先ほどもご紹介したとおり毎日の残業はリスクも多いです。

「いきなり転職するのはな、、、」という方であれば、一度上司と話し合ってみるのをオススメします。

諦めて退職や転職して脱出する

「この会社では毎日の残業がなくなることはないな」と判断できるようなら、思い切って退職して良い環境で再スタートする方法もあります。

会社の雰囲気や古い体質はあなた一人がどんなに頑張っても、変化させることができないケースもめずらしくありません。

SUSUMU

『体調を崩す』『社内で無駄な時間を過ごす』前に、判断ができるならなるべく早い段階で転職する方が良いでしょう!

毎日残業に悩むあなたへ!退職代行という選択肢も

走るスーツの男性

どれだけ努力しても残業が減らず、または心身の限界を感じている方は、退職代行サービスを検討することもひとつの方法です。

実際、毎日残業に苦しむ中で相談・依頼する方は年々増えています。

自分で辞めると言い出せない状況でも、専門のサービスを利用することでスムーズに退職手続きが進められます。

初めて利用する場合には不安がつきものですが、最近は労働組合や弁護士事務所が運営する信頼性の高いサービスも増えています。

口コミや公式サイトで情報をしっかり確認し、自分に合ったサービスを選びましょう。

何よりも大切なのは、自分の人生と健康を守ることです。

SUSUMU

「毎日の残業はおかしい」という気づきが、あなたの人生を変える第一歩になります!

まとめ:毎日残業のおかしい状況から脱出しよう

この記事では、毎日残業がある会社がおかしい理由から、残業が発生する会社の特徴、対処法などについて解説してきました。

繁忙期などを除き、毎日残業が発生する会社は基本的におかしいです。

毎日の残業が常態化すると、健康やプライベート、将来のキャリアなどにまで悪影響が及ぶ可能性があります。

仕事のやり方の効率化などである程度は改善できる部分もあるでしょう。

しかし、会社の体質や雰囲気といった部分は、あなた1人でどうにかできる問題ではありません。

「会社が変化しない」「前から転職を考えていた」などの場合には、今が転職をするベストタイミングと思い、行動していくことが大切です!

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もくじ