- 転職エージェントとの面談の目的・流れ
- 面談を成功させるポイント
- 面談でしてはいけない行動
- 面談時のちょっとした疑問
”転職エージェントとの面談”
これを聞くと『何をするんだろう？』と不安に感じる方。
『めんどくさそう・・・』『本当に必要なの？』といった不要に感じる方などさまざまでしょう。
まず結論としては、担当エージェントとの面談は、”転職エージェントを使う際には必須の時間になる”と言えます！
そこでこの記事では、転職エージェントの面談の目的から成功させるポイント、面談時によくある疑問などについて解説していきます。
転職エージェントとの面談の目的
転職エージェントとの面談する目的を知っておくことは大切です。
目的がしっかりと理解できていれば、「中身の濃い時間を過ごせ、あなたの転職活動が有利に進んでいく」からです。
そこで今回は、【ユーザー側】と【エージェント側】に分けて面談の目的をお話していきます。
エージェントとの面談【ユーザー側の目的】
面談をする上でのユーザー側の目的としては、次の3つがあげられます。
- 転職先の希望の伝える
- 仕事に対する考え方を知ってもらう
- キャリアプランを伝える
希望する職種や年収といった部分だけでなく、「あなた自身のことを知ってもらう」のがエージェントとの面談の目的です。
ですのであまり緊張する必要はありません。
時間を有効的に使うためにも、自分のキャリアや将来、転職先に対する希望などは事前によく考えてから向かいましょう！
エージェントとの面談【エージェント側の目的】
面談に対するエージェント側の目的は次の3つです。
- これまでの経歴や今の状況を理解する
- ユーザーの人柄を知る
- 転職先の希望やキャリアプランを把握する
エージェント側の目的は「あなたのことを理解し、何を実現したいか？」を知ることです。
そのため、ユーザーの性格から考え方、キャリアプランなどを幅広く知る必要があります。
転職エージェントとの面談の流れ
転職エージェントとの面談は、次のような流れで進んでいきます。
まずはユーザーとエージェント、お互いの自己紹介からスタートしていきます。
この時、エージェントが所属する会社の特徴やサポート体制、スタンスといったことも説明されます。
自己紹介の部分では、あなたの経歴や今の仕事、転職状況を聞かれることもあります。
転職エージェントとの面談には履歴書や職務経歴書も必須です。
自己紹介が終わると、そうした書類をもとにあなたの経歴や仕事内容、得意な仕事、不得意な仕事といった部分を話していきます。
これらのことを聞いた上で「強みや弱み」「どういった仕事や業界に向いているのか？」を理解してもらうため、本音で伝えましょう。
そして次に転職する理由や今後のキャリアプランの話に移っていきます。
この時「ノルマが辛いから辞めたい」「残業が多いから転職したい」などのネガティブな理由であっても本心を伝えることが大事です。
あなたがどんなキャリアプランを考えているのか、将来への希望などをしっかりと伝えましょう。
担当してもらうエージェントによっては、経歴などを聞かれる前にこうした今後のことを聞かれることもあります。
次に具体的な年収や勤務時間、通勤時間、福利厚生など転職先に求める希望を伝えていきます。
あなたの希望を全て叶える求人を探すことが難しいケースも多いです。
そのため転職の間口を狭めすぎないためにも、希望条件には優先順位をつけておきましょう。
最後に今回の面談の情報をもとに、求人紹介に移っていきます。
ただこの求人の紹介は当日ではなく、後日になるケースも多いことは覚えておきましょう。
もちろん紹介された求人への応募は必須ではありません。
断る場合には「応募できない原因」を詳しく伝えると、次回からの求人紹介に役立っていきます。
最近はオンラインも主流になっている
転職エージェントとの面談は、以前なら対面で直接顔を合わせて行うのが基本でした。
しかしここ数年は、オンラインや電話での面談が主流になっています。
そのため、エージェントの拠点に行くことなく、自宅で転職活動を進めていくことも可能です。
「実際に顔を合わさないと・・・」という方もいるので、企業によっては直接の面談ができる会社もあります！
転職エージェントとの面談を成功させる6つのポイント
せっかく時間を作って面談をしてもらうのですから、しっかりと実りのある時間にしたいものです。
そのためには次のようなことに気をつけながら面談に挑みましょう。
本音で話す
転職エージェントとの面談は、転職活動の面接とは違います。
そこで大切になってくるのが「あなたが本音で話しているか？」という部分です。
もしここで本音を話さないでいると『希望通りの求人が紹介されない』などのミスマッチを産んでしまう恐れがあります。
「転職先に希望する条件」「転職理由」「経歴や職歴」などは、全て真実を話すようにしましょう！
スキルや経歴、希望条件はまとめておく
面談は面接ほど堅苦しいものではないですが、最低限の準備はしてから望むことをオススメします。
簡単な履歴書や職務経歴書などを制作しても、具体的な仕事内容までは追いきれないこともめずらしくありません。
面談の時間を有意義なものにするためにも、自分の経歴や職歴、転職先に求める条件などはしっかりと伝えられるようにしておきましょう！
最低限のマナーには意識する
面接ではないといっても気を抜きすぎるのは危険です。
挨拶や言葉遣い、お礼など社会人として最低限のマナーをもちつつ接していくのは当然のことです。
エージェントとの相性もチェックする
転職エージェントとの面談ではお互いの相性チェックも大事になります。
ですので次のような点には注意しながら面談を行ってください。
- あなたの気持ちや希望をくんでくれそうか
- しっかりと話をきてくれているか
- エージェント本人の話ばかりをしていないか
「どうしても相性が合わない」と感じたら、変更してもらうことも可能です。
公式サイトの問い合わせページから、変更のお願いとその理由を書いて送信しましょう！
「まずは相談」という形でも大丈夫
”転職エージェントとの面談＝転職活動しないといけない”
こう考えている方も多いかもしれませんが、そこは気にしなくて大丈夫です。
最初の時点でエージェントに「今日は相談にきました」と伝えておけば、向こうも無理に応募を進めてくることはないでしょう。
嫌な顔をするようであれば、その担当とは相性が悪い可能性もあるので、『違う人にしてもらうか・別の会社を利用する』ようにしましょう！
何社か面談を受けてみる
転職エージェントは大手から少数の会社まで対応はそれぞれです。
なのでなるべく複数の転職エージェントを利用し、比較することをオススメします。
面談を受けてみて対応の違いを比べ、自分の性格やキャリアプランに合ったエージェントを選びましょう。
転職エージェントとの面談でしてはダメな行動
転職エージェントとの面談ではやってはいけない行動も存在します。
これから紹介するものの中には、最悪「サービスの利用を止められる」恐れがあるものも出てくるのでご注意ください！
職場への不満や悪口ばかり伝える
今の職場に不満が溜まっていたとしても、エージェントに職場の批判や悪口ばかりを伝えるのは避けましょう。
エージェントも人間です。
マイナスなことばかり言ってくるユーザーに対して良いイメージは湧きません。
そしてマイナス面ばかりでは解決策を探していくこと自体も難しくなってしまいます。
面談時に正直に話すことは大切ですが、不平不満ばかりをあげるのは控えましょう！
経歴や給与で嘘をつく
自分の経歴や給与を聞かれて時に嘘をつくのはNGです。
初めて会うエージェントに対して、見栄を貼りたくなるのは理解できます。
しかし嘘の情報をもとに選考が進んでいき、バレてしまうと最悪の場合、「内定の取り消し」などに発展する可能性もゼロではありません。
例え経歴に悪い部分があったとしても、正直に伝えるのをオススメします！
エージェントに対してマナー違反な行動をする
エージェントに対して失礼な態度を取るのもやってはダメな行動と言えます。
例えば次のような行動がマナー違反にあたります。
- 暴言を吐く
- 高圧的に接する
- 食事やデートに誘う
あなたの経歴がどれほどすごいものであっても、こうした問題行動をしてしまえば利用停止にされてしまいます。
「担当エージェントが身近に感じられても、入り込んではいけない一線がある」ことは覚えておきましょう。
転職エージェントとの面談時のちょっとした疑問
転職エージェントとの面談について、いろいろなことがわかってきたと思います。
最後に面談に関するよくある疑問と回答をまとめてみました。
転職エージェントとの面談は良い転職の第一歩！
転職エージェントとの面談は、今後の転職活動をしていく上で大切な時間です。
そのため次のようなポイントに注意することが大切です。
- 本音で話す
- スキルや経歴、希望条件はまとめておく
- 最低限のマナーは意識する
- エージェントとの相性もチェックする
- 「まずは相談」という形でも大丈夫
- 何社か面談を受けてみる
面談を成功させるポイントに気をつけ、これからの転職活動を支えてくれるエージェントを探していきましょう！
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